AI企画100本ノックのすゝめ、多くのアイディアから「金の卵」を探し出せ!#4

AI企画100本ノックのすゝめ、多くのアイディアから「金の卵」を探し出せ!#4

はじめに

文系の皆さんがAI人材になるためのノウハウを投稿していきます。今回は「AIでできることを」を一緒に考えていきたくさんのアイディアを集めていきます。様々な視点から量産されたアイディアの中には金の卵が含まれているかもしれません。それでは、AIでできることややるべきことを挙げてみまししょう

AI企画の「解像度を上げる5W1H」

感性と論理の両面のアプローチがAI企画にとって重要であるとお話をしてきましたが、AI企画を深掘りして、計画の解像度を上げるための具体的なステップを続いて紹介していきます。AI企画を詳細化する大きなステップは5W1Hで表すことができます。

AI企画を量産しとにかくアイデアを出した段階においては、それらのAI企画はまだまだ解像度が低い状態です。この5W1Hを具体化することによって、AI企画をぼんやりとしたものでなく、解像度が高い状態にすることができます。解像度が高くなればなるほど、関係者の理解も進んだり、プロジェクトのリスクや不確実性を浮かび上がらせることもできるようになります。

  1. WHO:誰のためのAI?
    ・顧客
    ・取引先
    ・従業員
  2. WHY:なぜAIが必要?
    ・マイナスを減らす(不満、コスト、作業時間)
    ・プラスを増やす(利便性,売り上げ、仕事の付加価値)
  3. WHICH:どのタイプのAI?
    ・AIの8タイプのどれか?
  4. WHAT:どんなAI?
    ・AIの名称
    ・AIができること
    ・AIによって解決されること
  5. HOW:どう分業する?
    ・人中心
    ・AI中心
  6. WHEN:いつまでにどう用意する?
    ・構築積みサービスを利用する
    ・AIを自作で作る

HOW:どう分業する?

「どんなAIか?」がは っきりしてきたら、AIが人と「どう分業するのか?」を決めておきます。AIと人の分業はAIに任せる度合いによって複数のパターンがあることを前にも紹介しましたが、AIが業務に入る場合のパターンは以下のようになります。

  1. 人だけで仕事をする「一型」
  2. 人の仕事をAIが補助する「T型」
  3. 人の仕事をAIが拡張する「O型」
  4. AIの仕事を人が補助する「逆T型」
  5. 人の仕事をAIが完全に代行する「I型」

I型以外は、人とAIが共同で作業することになります。どこまでを人が行ない、どこからAIで行なうか。この業務の分業のイメージをつけておきましょう。そうすれば、すべての業務をAIによってカバーさせるような設計をしなくてもよくなり、AIの実運用のハードルも低くなります。また、AIの精度を上げることについても限界はありますので、現実的に可能な水準で精度を上げ、足りない精度分は人が補う業務の設計をしておけばよいのです。

WHEN:いつまでにどう用意する?

最後にWHEN「いつまでにどう用意する?」を計画します。まず、「使うのか、作るのか」の方針を決める必要があります。

すでにサービス提供されている「構築済みのAlサービス」を使うのか?

もしくはAIを自前で作るのか?

を決めます。これまでに企画を練ってきた内容にそのまま当てはまる「構築済みのAIサービス」がもしあるのであれば、そのサービスを検討しましょう。

AIの仕様がやりたいことと一致している「構築済みのAIサービス」は初期構築費や運用受が安く済むことが多いですし、再学習などの定期メンテナンスもサーピス供給者に頼ることができるので安心してAIの導入ができることが多いです。

「構築済みのAIサービス」を使うか、AIを自前で作るかを検討する際は、以下のような「チェックリスト」を確認するとよいでしょう。


AIを作る場合、自作でプログラミングしてAIモデルを作るのか、GUIツールでAIモデルを作るのかで、難易度やスケジュールも異なってくるのでAIの要件と自社の状況に合わせて選択をしましょう。

AIを使う場合、さまざまな選択肢が出てきます。各社の「構築済みのAIサービス」でできるのか、コストはどれくらいなのかを把握し、自社にとって最適な選択ができるようにしましょう。

識別系AI 予測系AI 会話系AI
代行型 画像識別
Amazon Rekognition (画像)
画像を分析し、対象物、人、テキスト、シーン、アクティビティ、それに不適切なコンテンツまで検出。顔認識、顔分析も。
Alによる感情解折
Amazon Comprehend
自然言語処理を使用して、
もの(エンティティ)の抽出や感情分析を。非構造化テキストからインサイトと関係性を抽出。
文章を音声に変換
Amazon Polly
拡張型 動画識別
Amazon Rekognition (動画)
動画を分析し、シーンに含まれる複数の人物の動線をとらえることができます。例えば、スポーツ選手の試合中の動きを検出して、試合後のプレイの分析に使用。
パーソナライゼーション
Amazon.comで使われて
いるのと同じレコメンデーションを使用し、顧客に合わせてパーソナライズします。
自動翻訳
効率的かつ費用対効果の
高い翻訳によって、多言語で相手にアプローチするこ

AIをどう用意するかを決めることができたら、スケジュールを立てましょう。既製品AI(構築済みのAIサービス)の場合は、各サービスの導入ステップや期間に沿って計画を立てることになります。既製品AIのサービス提供会社さんと相談をしてください。

一方で、自前でAIを作る場合は、自らプロジェクトのスケジュールを組み立てる必要が出てきます。まずは、AI構築プロジェクトの概算スケジュールを以下のようなレベル感で組み立てましょう。さらに、プロジェクトの進行を行なうにあたってはさらに詳細レベルでのスケジュールを組み立てるようにしてください。

まとめ

いかがったでしょうか。次回もAIの解像度をあげる5W1Hについて解説していきます。「AI企画の流れ」について知りたい方は以下の記事でより詳しく解説しています。

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